コンテナ内でコンテナをビルドするツール「kaniko」の名前の由来はギリシャ語
- kanikoはギリシャ語の「作る(make)」と「イメージ(image)」を合わせた言葉に由来する
- kano(make)とeikon(image)を合体させてkanikoという造語が生まれた
- 蟹工船は関係ないので、乏しい知識をもとに適当なことを言うのはやめるべき
kaniko
というコンテナ内でコンテナをビルドするツールがあります。
これは現代において非常に広く使われる定番ツールで、dockerなりk8sなり触れている人はかなりの確率でお世話になっていると思われます。
実際このブログをビルド&デプロイするためのコンテナも
GitLab CI/CDとkanikoの組み合わせ
で作られており、まさにkanikoのお世話になっているといえるでしょう。
ところで、なんでkanikoという名前になのかというのは少し気になるところです。そして意外にもそれに関しては情報が日本語圏にまだなさそうです。
なので書いてみました。
作者はどう言ってる?
ギリシャ語の「作る(make)」と「イメージ(image)」を合わせた言葉とのことです。
https://github.com/GoogleContainerTools/kaniko/issues/101#issuecomment-382816179
もうちょっと具体的に
以下のコメントをわかりやすく解説してみます。
とはいえ、私は ギリシャ語について全然詳しくない です。辞書引いて並べるくらいしかできません。
https://github.com/GoogleContainerTools/kaniko/issues/61#issuecomment-1696215649
ギリシャ語での表記
make
「make」に相当する単語は「κάνω」です。
https://en.wiktionary.org/wiki/%CE%BA%CE%AC%CE%BD%CF%89
image
「image」に相当する単語は「εἰκών」です
https://en.wiktionary.org/wiki/%CE%B5%E1%BC%B0%CE%BA%CF%8E%CE%BD
これはどっかで聞いたような響きがあると思いますが、実はコンピューターでよく見かけるあの「アイコン」の元でもあります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3
ラテン文字化&合成
ウィキペに書かれている通り、これらは補助記号付きのラテン文字にて「káno」と「eikṓn」のように表記可能です。
これらは補助記号を除くと「kano」と「eikon」になります。
kanoとeikonを合成して「kano + eikon → kaniko」となるので、「kaniko」という名前が生まれたそうです。
最後に
知ってる言葉(蟹工船)を連呼して突撃する のはみっともないのでやめましょう。