令和最新版・初手のコミュニケーションにおいて攻めすぎていることを絶対にやるべきではない
- 人との最初のコミュニケーションにて、現代の基準からすると不必要にアグレッシブな行う人が割といる
- 物事には守破離というプロセスがあり、いきなり自己流は推奨されない
- 変わったことをやりたいのであれば、まずスタンダードで無難なやり取りを行ない、それを分析して改良していくべき
初手のやりとりとしていきなり「攻めすぎていること」を行うのをちょくちょく見ます。こんなことはいくらでもあるもので珍しくもなんともない気はします。
ただ、個人的に少し考えさせられる出来事が直近でいくつかあったので文書としてまとめることにしました。こんなものがよくある事例であることは絶対間違ってるし、こういうふざけた行為がきっかけで利益が失われるのは絶対に避けたいと思っています。
ここでいう「攻めすぎていること」とは?
現代(これを書いているのは2023年・私の言っているのはだいたい2020年以降ぐらい)の常識を逸脱した、アグレッシブすぎるコミュニケーションを指しています。
イメージを掴みにくいかもしれませんが、一昔前の(今の基準から見れば面白くもなんともない)お笑い芸人みたいなやり方とも言えるのかもしれません。90年代初頭のテレビ番組では初対面の相手をどついたりしますが、あれみたいなものです。
もちろん相手との関係を深めた上でやるのは(限度はあるけど)問題ありません。初手でそれをやるのが特に問題であるというだけです。
なぜ令和最新版?
わざわざ「令和最新版」としたのは以下の理由からです。
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もしかすると10-30年くらい前であれば許容されたやり方かもしれないから
- この後例に挙げるものは全て、バブル期にやるなら全然OK・・・な気がする
- 割と若めの人がやってるケースがあるが、実は古い常識をアップデートできない大先輩方から学習したのではと私が思っているから
実際に私が見たり知ったりしたことのある、具体的なもの
初手じゃなくてもやばいだろ!と突っ込みたくなるかもしれませんが、こう言うのを初期のやりとりで行って信頼を永久破壊する人が結構います
相手を配慮しない身体の接触
とにかく現代ではあらゆる環境で全く受け入れられない行為といえるでしょう。
もちろん握手等はこれに含まれません。握手を超えた身体接触とはどんなことを指しているのかについてはお察しください。
実を言うと私個人はあんまり気にしないほうだったりします。変わった髪型してるので髪弄られたりとか、頭撫でられたりとかでもまあ許容範囲。
とはいえ、このような行為を
他人に向かってやる
のであれば話が変わってくる感じです。
相手の非公開個人情報に触れる
「なるべく相手の年齢とかを聞くべきではない」みたいなことがよくマナーに書かれていたりしますが、ここで言っているのは そんなレベルを超越しているもの を指しています。
基本的に、話し相手は
身内でも友人でもない他人
でしかないはずです。たとえそれが同僚であったとしても、利害を共にする人かもしれないが基本的にはまったくの他人でしかないです。
同じ大学に行っていたかもしれないし、同級生だったかもしれないし、共通の知人がいるかもしれないし、ソーシャルメディア等で公然の秘密になっているかもしれないです、
相手が自らそれを話しているなら全く問題ないのかもしれません。でもそんなことを本人が自ら話していないのであれば大変後味が悪くなります。
ここに分類されるもので、私の知る限り最も酷い事例では
職業上の事情で知った他人の人事情報を利用した
ってのがあります。
後で書く倫理的な観点においてもこれはアウトです。
既存の 誰でも見れる公開情報 を元にした上で「私は過去にfooさんの転職に関わったことがあって〜」みたいなことを匂わせるくらいならOKであるとは思います。
倫理的な観点から不快に感じる行為
まあこれは常識的に考えて絶対アウトでしょう。
人種・国籍に関する差別的な発言
これは一昔前であれば「ユーモア」の範疇だったかもしれないです。
しかしながら現代であればその場のノリで言って良いものではないといえます。
業務時間中のミーティングにて、いきなりその会社とは別の他社の副業の話
まずはその会社の業務に専念しようや…と私はすごく思います。どんな形であれ、プロとしてお金もらってるんやで・・・。
会社によっては明文化された規則に反する場合もあります。
仮に高度な情報戦をやるにしても見える場所でやるなよと思うし、これを初手でやるのなんて最悪です。
現実的に、やられた側はどうする?
その場は?
こういうことが起こる場面では大抵の場合なんらかの「権力勾配」が存在しています。
ほぼ100%「やる側」の方が上です。
そのため、その場では「やられた側」は為す術もないというのが現状です。せいぜい不快そうな顔をするくらいでしょう。
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勢いよく攻める側 vs おとなしい側
- 男性が女性にアタックをかける例が大変多いが、それに限定されない
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「やられる側」の周りがおとなしめの人ばかりで固定されていると、その場では制止できない可能性が高い
- 即時に制止するのは大変勇気が必要
- いわゆる合コン的なノリであれば、周りの人間の特性が固定されやすいという事情もある
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上長 vs 部下
- 特に傍観者が存在しない 1on1 MTG だとその場では何もできない
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採用する側 vs 採用される側
- 人事系の部署 vs そうではない部署
- 人材系の会社 vs 採用候補者
- 発注する側 vs 発注を受ける側
その後は?
やる側は、何もなかったから大丈夫…とは思わない方が良いです。世の中狭いので、だいたい裏でこんなやりとりがありブラックリスト入りしています。
やばいことをやった上でその場で自ら謝罪できなかった人は2度でも3度でもやるに決まっているので、安全のためこうするしかないのです。
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クローズドな場での情報共有
- その場にいた一部の人間だけでサクッとグループを作り、その中で情報共有する
- 人づてに要注意人物として評価される
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上長やコンプライアンス系部署への共有
- 現実的にはあまり効果がないかもしれないが、一応やるだけやる感じになる
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信頼ネットワークからの除外
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単純に距離を置く
- これは意外に難しいかもしれない
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仕事を積極的に頼まないし、情報も伝えない
- 最近あったことを聞かれた際の回答が、ほぼ常時「特に変わったことはないです」になってしまう
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なるべく同席しない(させない)
- なぜならその人と同じ場所にいること自体がハイリスクだから(自身や所属や他人の信用が下がる)
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ソーシャルネットワークサービス(特にFacebook)からの除外
- その人に手がかりを与えた方を全員ブロックするくらいの勢いで
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単純に距離を置く
じゃあどうすれば良いのか?
一言で言えば、基本に忠実にやれば良いというだけだと思います。
その時代においておおむねコンセンサスが形成されている基本なんてものは、検索すればいくらでも出てきますし、ここでわざわざ書く必要もないでしょう。「初対面 コミュニケーション」とでも入れてGoogle検索すれば良いです。NGな行為・話題も大抵のものが出てきます。
どうすれば「初手で攻めすぎているコミュニケーションを行う」という結論に達するのかはよくわからないですが、私は基本をおろそかにしていきなりよくわからない自己流を行っているものだと考えています。
それについて相手に対して口頭で注意しなければならない場面において、私がよく言うこと
私もガキじゃない良い年してる人間なので信頼しないことにして終了…ではなく、事後に口頭での注意を行わなければならない場面がどうしてもあります。(口頭での注意をするということはブラックリストからの除外を意味しません)
それをやってしまった人に対して私がコメントする必要があるとき、頭ごなしにこれはアウトですと言うのが苦手なので「物事には守破離というプロセスがある」という言い方をよくします。あらゆることに使える非常に便利な方便で、なんというかすごくエンジニアっぽい言い方だと思います。
まずスタンダードなやり取りをおこない、変わったことをやりたいのであればそれを分析して改良していくべき。ゆえにいきなり無意味に攻めすぎていることをやるべきではないというわけです。
- 2023-04-19: 文章のちょっとした修正のため、軽微な変更を実行